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執筆者の写真Masaya Sakamoto

〇〇であれ


基礎練は速くやってもあんまし意味がなくて、それよりも指の動きやフレーズの理合を脳みそで理解して、イメージをしっかりインプットすることが大事だと考えております。 なのでメトロノームもゆっくり(♩=40〜60くらいをバックビートとして)鳴らして、ピンポイントを意識してやるわけなんですが、人間ひとつの事に集中すると周りが見えなくなるもので、 「フレットの絶妙な位置に指を置いていこう!」とか考えてるうちに、足や体に力が入ってガチガチになってしまってたり、ピッキングが異常に強くなってしまってたりする状態に陥ることが多々あります。  ことある度に自分で力んでないか気にしたり、動画とかで演奏を確認したりするしかないのかもですが、 もうひとつ気持ちの持ち方として、 「〇〇しよう」としない。 というのがいい気がします。 かわい子ちゃんの前で「いいとこを見せよう!」と調子こいた時はだいたい失敗してきたように(レコーディングとかでも「ラスト1回!」って言ってやったテイクが良かった記憶があまりない) 何かをしてやろうとするとどうしても無駄な力が入ります。 それよりも「○○な状態にあるだけ」というフラットな心理で行った方がリラックスできる気がします。 指をいい場所におこう!→指あるべき場所におちつくだけ みたいな。 僕が趣味でやってる合気道でも、技がかからない時は「倒そうとして無駄な力が入ってる」とよく言われますし、包丁なんかも「切ろうと思えば切れず」なんて言われるようで(翔太の寿司か何かで読んだ)、何事においてと極意なのかもしれません。 しかしまぁわかっていてもこれが中々できるもんではないんですが。 基礎練や日々の演奏で意識してるのとしてないのでは何年後には大きな違いが生まれてくると思います。 〇〇しようとせず〇〇である感じ。 気長に精進いたします!


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